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奪還―引き裂かれた二十四年 (新潮文庫)
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| ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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恐ろしい洗脳
恐ろしいほどの国家による洗脳。
友人による説得で心を開いていく様子。
日本の政治家の無能、無関心ぶり。
北朝鮮という国家への怒り。
様々な思いがめぐった一冊。
生々しい話もあり読み応えがあった。しかし拉致された当人にとっては今回のことは大きな心の傷であることはいうまでもない。
この本には続編もあるので読んで見たい。
おもい。
本書は非常に主観的で、怒りとか期待とか、すごく伝わってきました。
形式的には、非常に文章がうまいと思いました。
問題が違うかもしれませんが、
後々まで残る一冊ではないかと思います。
加筆修正も含めて、文庫版のほうがよいと思います。
病んでいる国は北朝鮮だけではなかった
突如として家族のひとりが失踪する。理由の見当もつかない。警察も頼りにならず、
あらゆる心当たりを訪ね歩くが実りはない。悲嘆に暮れる家族とただ流れる歳月。
暗闇の中で名を呼び続けるが、返ってくる声はない。弟よ、お前はどこにいるのか?
国民のすべてが被害にあう可能性があった北朝鮮による拉致。被害者家族の苦悩が
本書の随所に滲んでいる。あらためて卑劣な犯罪に怒りを禁じ得ない。だが弟の
失踪が、北朝鮮の犯行であると確信してからの兄透氏の憤激は北朝鮮だけではなく、
味方であるはずの母国日本にも向かうことになる。政治家も警察も外務省も法務省も
マスコミも、誰一人この問題に立ち向かおうとしない。無視、冷淡な反応、様々な
妨害と嘲笑。日本の病弊にもっとも絶望した人たちが拉致被害者家族であったと云える。
だからこそ彼は「無法国家北朝鮮に無能国家日本」と自嘲を込めて嘆くのだ。
本書には、帰国した弟の変貌への困惑から、彼との格闘が生々しく描かれ、そして
新しい生活へと臨む弟夫婦への暖かいまなざしに溢れている。また文庫化に当たって、
その後の弟夫婦と蓮池家について加筆されている。まだ闘いは終わっていない。
かわいそう
北朝鮮拉致の蓮池さんの文書。全く期待せず買ったのだけど、予想以上に文章が上手くてびっくりした。東京理大出身らしいけれども。
内容は日本政府の批判が多い。その中でも議員の個人名を出しての批判が目立つ。まあ、家族が拉致されて、「生きてるか死んでるか?」と言った状況で、政府に振り回されれば・・・。かわいそう。運が悪いとしか言いようがない。
ところでところで、想像以上に日本政府も世論を動かすのに苦労しているんだなぁ。というのは感じた。蓮池さん達を"使いながら"。
本当に申し訳ないが「他人事」
そして、自分や自分の身の回りに何か起きても「他人事」と思われるんだろうなぁ。と心にとめて、本を閉じた。
二つの国との戦い
北朝鮮への拉致という国家犯罪によって人生を狂わされた被害者とその周りの家族達。何よりこの本の中で印象に残った言葉が、拉致を起こした国、北朝鮮への怒りと、そしてその犯罪を犯した国に対して強い姿勢をとるどころか被害者を逆なでするような言動と行動を繰り返し続けた自国日本という国への怒りと失望という言葉で、本当に悲しくなりました。過去の制裁問題と、相手国の特殊な独裁政治と私達には分からないどんな問題があったにせよ、今なお拉致を認めておきながらも被害者達を返そうともしない国に対して、何も出来ない日本は本当に自分の国ながら情けない国だと思いました。
新潮社
告白 忘れられない女―李恩恵先生との二十ヵ月 (文春文庫) 「北朝鮮拉致」の全貌と解決―国際的視野で考える 謝罪します 新証言・拉致―横田めぐみを救出せよ!
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